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セリ科

  • 執筆者の写真: Nobuhiro Kawai
    Nobuhiro Kawai
  • 2013年6月26日
  • 読了時間: 1分

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セリカの仲間には、ある特徴があります。

真ん中の花を囲むように花が咲いているのです。

このことを、ターミナルウンベル。ラテン語だそうです。

ウンベルは傘の意味です。

さて今度は、このようなセリ科の花の咲く順番です。

真ん中の花が咲いて周りが後からさきます。

これには、きちんとした理由があります。

全体の種の量を調節しているのです。

例えば、真ん中の花が何らかの理由で十分な量の種を確保できなかったら、

周りの花でその補填をする。

いわゆる、種のリスクヘッジ。

子孫を残すために植物はそれぞれ考えて生きているのですね。

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