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  • 執筆者の写真Nobuhiro Kawai

山の銀座

紅葉が最盛期のこの時期の赤岳は山の銀座と言われている。

普段の山よりも人がこれ見ようがしにやってくる。


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車の乗り入れも規制され下界からのシャトルバスにて登山口まで輸送される。


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登り口から間も無く人はごった返していた。

頂上を目指す登山者たちに加え、札幌方面からの紅葉を見るだけの観光ツアー客が狭い登山道を塞いでいた。


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10年に一度の昨年の紅葉ほどではないが、普段自分の暮らす街ではまだ見られない風景が広がっていた。


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快晴に恵まれたこの日は、夏の陽気を思わせる日差しだったが、さすがに時折吹く風は秋から冬に向かっている山の息吹を感じさせた。

頂上までは約2時間。

急な岩場の斜面を登っては、平らな道を行くというインターバルを繰り返しながら頂上を目指した。


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頂上からの眺めは昨年からの雪がまだ残るという景色が広がる。


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持ってきた握り飯を頬張りながら景色を堪能するも、さすがにこの時期の山は体の体温を奪って行く。

岩陰に隠れながら太陽の光に温められた岩にへばりついては体力の回復を待っていた。


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そんな時、一羽の鳥が近くの岩に止まった。

「ホシカラス」

滅多に見ることがなくこんな間近で見られることは非常に珍しいということ。

たまたま、近くに座っていてたまたますぐにカメラを向けられたから撮れただけ。

しかも、そんなに珍しい鳥だとは知らなかったから、言われなければカメラも向けなかっただろう。

友達と登山中にした会話が面白かった。

自分たちはにわか登山者だな。

決して高山植物やその他の植物に詳しいわけでもないし、今回のように鳥にも疎い。

服装だって、周りを見渡すとがっちりアウトドア登山の格好で登っている人たちばかり。

アウトドア、登山を心底好きな人たちって一人でも行ってしまうエキスパートばかり。

自分たちは一人では決して行かないよなぁ。

どちらがいいとかではないが、自分たちはこういったアウトドアのエキスパートを目指してはいないということ。

わからないことはその道のエキスパートに聞けばいいし、詳しい人と共に行動すれば危険な目には会わないかなと思っている。

ただ、アウトドア、登山を楽しむこと。

そして、続けること。

それだけを突き詰めていければいいんじゃないかなとその会話から感じた。

全てに詳しくなることは素晴らしいし、努力には脱帽する。

自分たちにできることは違った道のアウトドアの達人ってところなのかな。

甘い考えかな?

辛さを表に出しちゃうと人は寄ってこないけど、楽しそうにしていると人はきっと寄ってくると思う。

そんな道を行きたい。

改めてそう思った。


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