Nobuhiro Kawai
オオバナノエンレイソウ

花も終わり子孫を残すための準備に入ったオオバナノエンレイソウ。
その種の部分を開けてみてみた。

この種には、エライオソームという、甘い成分が付属されている。
これは、アリに運ばせるため。
アリは、この甘い種を自分の巣まで運んで、甘い部分だけ食す。
種の方はというと、アリにとっては単なるゴミでしかないため巣の外へと捨てられる。
これで、エンレイソウの狙いは達成されました。
こうやって、アリの力を借りて何十年もかけて、出来上がった群生地ってすごいですね。